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タバコをやめてスッキリしたい方の参考になれば幸いです。愛煙家は読まないでください。

 ランナーの皆さんの中にも、なんとか禁煙したいと思っている方もいらっしゃると思います。参考になるかどうかわかりませんが、私が成功したやり方を紹介します。

 いま何か作業中だったら一旦それをやめて、とりあえずゆっくり座ってください。そして、頭のなかにパソコンの画面を思い浮かべます。いいですか、頭のなかにイメージするんですよ。
 そのパソコンの画面にはウィンドウが2つあって、左右に分割されてます。左側のウィンドウには、タバコを吸っているイヤな自分が映っています。右側のウィンドウには、タバコをやめてスッキリしている自分が映っています。
 で、左側のタバコを吸っているイヤな自分のウィンドウの右上を持って、ウィンドウを左下方向にゆっくりと縮小していきます。ゆっくりと縮小ですよ。タバコを吸っているイヤな自分が最小化されました。
 そうすると、画面左側に空白ができましたね。その空白をうめるように、右側のタバコをやめてスッキリしている自分のウィンドウを拡大していきます。ゆっくりと拡大です。
 画面いっぱいに、タバコをやめてスッキリしている自分が映っていますね。確認できましたね。はい、これで終了です。
 これを何回か繰り返してください。いいですか、頭のなかのイメージで繰り返すんですよ。

 「禁煙」という言葉は使わないようにします。人間、禁止されるとますますやりたくなるので、使わない。
 これからは「嫌煙」です。タバコが嫌い、タバコの煙が嫌い、タバコの臭いが嫌い。
 理屈じゃないんです。嫌いなものは嫌いなんです。タバコを吸っている人を見かけると顔をしかめてしまうくらい、嫌いなんです。
 「嫌いなんだってばぁ!」

 いかがでしょうか。参考になれば幸いです。

繰り返すこと 継続すること

 自分では日々進歩しているつもりです。昨日より今日、去年より今年、10年前より今。
 ジョグトリップを眺めてもそうです。3年前を振り返ってみると、ぜんぜんイケてない。オアシス食も運営もコースづくりも。そのころご参加された方には「ごめんなさい」って言いたくなるくらいダメでした。
 今がいいかというとまだまだ足りませんが、少なくとも昔より進歩している。
 この進歩の源泉は大会を継続することだと思っています。参加の皆さんの声を聴き、自分自身の声を聴き、お手伝いの方の声を聴き、地域の方々の声を聴きながら継続して大会を運営することで、少しずつ進歩していっています。
 「継続は力なり」といいますが、私にとっては「継続こそ力なり」です。他はありません。
 そしてもうひとつ。繰り返すこと。
 ルーチンワークになるくらい繰り返すこと。体に馴染むくらい繰り返すこと。それが進歩継続には欠かせません。
 「同じことの繰り返し」と「進歩」、一見矛盾するかもしれません。でも実際やってみると、同じことの繰り返しが進歩を生むんです。不思議ですよねぇ。

 ここ数年の私の勉強法は、耳学問です。オーディオブックやポッドキャストや講演データをひたすら耳で聴く。朝のお散歩ジョギングしながらイヤホンで聴くのが一番集中して聴けるようですが。
 同じ音源を何十回何百回聴く。耳にタコができるくらい聴く。そのことで見えてくるものがあります。
 質の高いコンテンツであれば、何回聴いても飽きません。聴くたびに新しい発見がある。腑に落ちるまで聴く。腑に落ちてからも聴く。
 腑に落ちてどっぷり浸かった状態で聴くことで、自分自身の潜在意識まで活性化できるようになります。
 それを繰り返すこと、継続すること。
 こうして、私は日々進歩している(つもり)です。

えっ!ジョグトリップ参加への敷居は高い?

 新しいことに挑戦する、新しい体験をするのって、その第一歩を踏み出すまでが意外と難しいものです。
 そんなに大変な一歩じゃないはずなのに踏み出せない。そんな経験はありませんか。
 人間はそもそもすごく保守的な存在なのかもしれません。変わらないでいられたら、できるだけ変わらないでいたい。
 自分自身もそうだし、身近な人に対してもそれを求める傾向があります。「今のままのあなたでいて!」
 脳もそうです。意識して働かせるようにしないと、脳は怠け者なのでどんどん働かなくなってしまう。
 「今のままの私が好き」な私達でも、新しいことに挑戦したい。私達の祖先がアフリカの森を出て進化していったように、新しい環境に憧れる。隣の芝生は青く見えます。
 で、隣の芝生に足を踏み出すかというと、これがなかなか難しい。
 もう帰ってこれないんじゃないかしら、怒られたらどうしよう、落とし穴が隠されているかもしれない、こちらの芝生の住人と別れたくない、等々。
 葛藤。
 で、どうするかというと、環境のせいにするんですね。これが。
 経験が足りない、距離が遠い、お天気が悪い、とか。
 で、第一歩が踏み出せない。
 この貴重な第一歩が最も大切な瞬間。0から1へ。その段差を乗り越えること。えいやっ!
 私の経験をひとつ。
 以前の職場を辞めると決めた時の私の心の変化。
 「辞める」とはそれ以前から家族に言ってました。でも実際には辞めませんでした。踏み出せてなかったんです。
 でも、ある日の深夜、ベッドの中でウトウトしていて、いきなり分かったんです。
 「納豆理論」って知ってますか。経営コンサルタントの石原明氏が言い出した言葉です。納豆の一粒が外に飛び出そうとすると、他の多くの納豆粒から出ているネバネバ糸で飛び出せない。だから、自分でそのネバネバ糸を断ち切らなきゃいけない。という理論です。
 この理論は氏の著書を読んで分かっているつもりでした。
 でもその夜、気づいたんです。そのネバネバ糸は自分から出していたことに。環境を変えたいと言いながら、現状の環境にしがみついていたんです。
 人生を左右する決断だけじゃなくて、日常生活にも第一歩への敷居はたくさん転がってます。
 テレビのチャンネル、食事の献立、通勤路、人付き合い、ファッション等々、自分の周りを振り返っただけでも多くの例を見ることができるはずです。
 で、ここでようやく戻ってきました。
 いつかはジョグトリップに参加しようと思ってらっしゃる方。その敷居を踏み越えてみませんか。第一歩。

速く走ること ゆっくり走ること

 ジョグトリップ参加資格に「ゆっくり走れる方」と謳っていますが、これは人間の本能に反することじゃないかと実は思っています。
 人間はいうまでもなく動物の一種。猿人→原人→新人(ホモ・サピエンス)と進化してきた。その過程で、生存していく過程で、具体的に言えば食料を得る過程で、戦いは避けられない。他の肉食動物との戦いもあれば人間同士の戦いもある。
 そして、その戦いを勝ち抜いた種だけが生き残ってきた。この強烈な種の体験が現代人に影響していないわけはない。
 過去や周りや自分を振り返ってみてください。思い当たることがたくさんあるはずです。
 日々戦い。
 いつも他人と比較して勝ち負けにこだわる。身内とよそ者を区別して身内には甘くよそ者には厳しく当たるのも、集団として生き抜いていくための方策。
 人よりも上位に立ちたいという衝動は本能だし、そこを認めておいたほうがいい。自分の中でも、家族でも、他人でも。そうすることによって、少し楽になります。
 そして、速く走ることについて。
 獲物のある場所に早く到達するため、襲ってくる獣から早く逃げるため、そのためにも速く走ることは必要だった。
 速く走ろうとするのは本能なので、止められない。だからマラソンでも、タイムを競い、順位を競う。
 でも、もうそろそろ気づいてもいい頃です。戦い競争する必要は、少なくとも今のところ、ないと。
 非常に恵まれている環境に私達は生きています。恵まれている時代、恵まれている地域、恵まれている国。ものすごくラッキー。文字通り「有り難い」。
 この恵まれている環境を享受してみよう、というのが、実はジョグトリ精神の根っこにあります。
 「ゆっくり走っていいんですよ」「のんびり景色を楽しんでいいんですよ」
 でも、なかなか本能が許してくれない。ついつい速く走ろうとする。ついつい人を追い抜こうとする。
 なので、速い方の制限時間を設定し、ゆるくゆるくゆっくりゆっくり走ってもらう努力をしています。私の役割は、ついつい速く走ろうとする皆さんを後ろから綱で引っ張ること、なんです。
 「ベストジョグトリッパー賞」、制限時間の中で一番遅くゴールされた方に送られる称号。この賞は、綱引きの最後尾にいる重い人の役割を果たしています。安心してゆっくり走るための重石なんです。一番えらいひと。
 あれやこれや、意外と工夫してるんですよ。おわり。

ゴールの後のまったり会話空間

 ジョグトリッパーの皆さんは、それぞれ自分のペースで走ったり歩いたりしてゴールインされます。 
 速いほうの制限時間より早くゴールインされて「すみません。調子がよくて、ついつい速く走ってしまって」と弁解される方も、ひとりでコツコツ走り続ける方も、賑やかにおしゃべりしながらの方も、一人で参加されて走っている間に友達になる方も、他の人のフォローに気を使うベテランの方も、駅のほうから現れるジョグトリ精神にあふれた方も、ひそかに最優秀ジョグトリッパー賞を狙ってペースを調整する方も。いろんな走り方で皆さん楽しまれてます。
 そして、ゴール。
 表彰式も閉会式もない大会なので、あとは帰るだけ。拘束するものはありません。
 でも、多くの方がその場にたむろして、仲間や他のジョグトリッパーがゴールするのを待っています。
 その間に、コースのこと、食べ物のこと、今度出場するマラソンのこと、昔の思い出話、共通の知り合いのこと、四方山話が皆さんから出てきます。
 この情景を眺めるのが私のひそかな楽しみです。別に聞き耳を立てているわけじゃないんです。ただただ、まったりとしたのんびり空間を眺めているだけです。
 平和だなぁ。いい参加者に恵まれているなぁ、といつも思っていて、こんな空間を提供できていることに誇りを感じます。
 これもジョグトリップの価値のひとつだと、確信を持って言えそうです。

 あっ、みんなそうしてくださいと言ってるわけじゃないんですよ。普通にふらりと来て、ふらりと帰っていく方ももちろんいらっしゃって、そんな方もまた好きです。どちらかというと、私がそのタイプ。拘束されるのが苦手な方なので。

速い方の制限時間導入の経緯

 2012年4月15日、転機がやってきました。その年の博多唐津ウルトラ。速い方の制限時間導入です。

 一般にも少しずつ知られるようになったからでしょう、この大会にも「速い」ランナーが登場しました。フルマラソンを2時間台で走り抜けるランナー。
 すごい勢いでスタートしていく姿を見て、最初は「おふざけかな」と思ったんですが、冗談じゃなく速いことがわかりました。
 コース案内のライン引きやエイド設置が間に合いません。軽ワゴン車で超速ランナーの背中を必死に追いかけました。
 なんとかゴールには間に合いましたが、振り返って気づきました。なぁんだ、速いランナーにはエイド補給は不要だったんだ。
 そして、その超速ランナーはリピーターにはなってくれませんでした。
 参加者名簿を見ていただくとわかるんですが、ありがたいことに、ジョグトリップにはたくさんのリピーターさんがいらっしゃいます。でも、超速ランナーはリピーターにはなっていただけない。
 そんなことが2回ありました。
 悩みました。
 おそらく超速ランナーは満足されてないだろう。でも、その方にも合わせた運営をしていたら、この大会を存続していけない。でも、参加申込いただいたからにはサポートしなくちゃいけない。でも、でも、でも。
 一ヶ月悩んで、逡巡して、ようやく決断しました。
 おそらく日本初、もしかしたら世界初?速い方の制限時間導入。
 案ずるより産むが易し。参加者の方も受け入れてくれているみたいで、何もなかったように自然に、ゆっくり走る方を中心とした大会運営ができてきました。
 いま思うと、超速ランナーさんのおかげなんですね。彼らの想定外の走りによって、この大会の意味、意義、存在価値をはっきりすることができた。感謝です。

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