ジョグトリーフのプリント終了!ジョグトリッパーの皆さんへ「かもめ~る」で発送します!
- 2015/07/07 05:06
- カテゴリー:新着情報
一般社団法人化したこともあり、松浦署交通課でジョグトリップ開催に際しての道路使用許可申請をしたところ、県警本部とも再三再四連絡をとりあってもらった結果、本件イベントに関しては使用許可申請自体不要となりました。
松浦署の担当者様には丁寧に対応いただき、ありがとうございました。ジョグトリップのこともご理解いただいていたようです。
なお、この方針は長崎県警のものなので、他県では別の方針があるかもしれないとのこと。しかし、長崎県内だけでもこうした対応いただけて、ありがたいです。
ご参加の皆様がゆっくり走ることを実践し、交通ルールを守っていただいてきたことが、この結果につながったものと思われます。
今後とも、くれぐれもゆっくりのんびり、交通ルールを守って、地域の人とも挨拶を交わしながら、風景や会話を楽しんで走っていただきますようお願いします。
新しいことに挑戦する、新しい体験をするのって、その第一歩を踏み出すまでが意外と難しいものです。
そんなに大変な一歩じゃないはずなのに踏み出せない。そんな経験はありませんか。
人間はそもそもすごく保守的な存在なのかもしれません。変わらないでいられたら、できるだけ変わらないでいたい。
自分自身もそうだし、身近な人に対してもそれを求める傾向があります。「今のままのあなたでいて!」
脳もそうです。意識して働かせるようにしないと、脳は怠け者なのでどんどん働かなくなってしまう。
「今のままの私が好き」な私達でも、新しいことに挑戦したい。私達の祖先がアフリカの森を出て進化していったように、新しい環境に憧れる。隣の芝生は青く見えます。
で、隣の芝生に足を踏み出すかというと、これがなかなか難しい。
もう帰ってこれないんじゃないかしら、怒られたらどうしよう、落とし穴が隠されているかもしれない、こちらの芝生の住人と別れたくない、等々。
葛藤。
で、どうするかというと、環境のせいにするんですね。これが。
経験が足りない、距離が遠い、お天気が悪い、とか。
で、第一歩が踏み出せない。
この貴重な第一歩が最も大切な瞬間。0から1へ。その段差を乗り越えること。えいやっ!
私の経験をひとつ。
以前の職場を辞めると決めた時の私の心の変化。
「辞める」とはそれ以前から家族に言ってました。でも実際には辞めませんでした。踏み出せてなかったんです。
でも、ある日の深夜、ベッドの中でウトウトしていて、いきなり分かったんです。
「納豆理論」って知ってますか。経営コンサルタントの石原明氏が言い出した言葉です。納豆の一粒が外に飛び出そうとすると、他の多くの納豆粒から出ているネバネバ糸で飛び出せない。だから、自分でそのネバネバ糸を断ち切らなきゃいけない。という理論です。
この理論は氏の著書を読んで分かっているつもりでした。
でもその夜、気づいたんです。そのネバネバ糸は自分から出していたことに。環境を変えたいと言いながら、現状の環境にしがみついていたんです。
人生を左右する決断だけじゃなくて、日常生活にも第一歩への敷居はたくさん転がってます。
テレビのチャンネル、食事の献立、通勤路、人付き合い、ファッション等々、自分の周りを振り返っただけでも多くの例を見ることができるはずです。
で、ここでようやく戻ってきました。
いつかはジョグトリップに参加しようと思ってらっしゃる方。その敷居を踏み越えてみませんか。第一歩。